乳歯は永久歯に比べてやわらかいため虫歯になりやすく、進行スピードも早いとされています。「どうせ乳歯は生え替わるから……」と放っておくと、大切な永久歯に悪影響を与えてしまいます。阪急宝塚線「服部天神駅」から徒歩10分、大阪府豊中市の歯医者「沢田歯科医院」の小児歯科では、病気予防を中心に虫歯や歯周病の治療、健康で美しい歯や歯並びを育むサポートをしています。
時期 | 年齢 | ポイント |
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乳歯萌出期 | 0~2歳 |
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乳歯列完成前期 | 2~3歳 |
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乳歯列完成後期 | 3~6歳 |
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永久歯萌出期 | 6~12歳 |
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永久歯列完成期 | 12~16歳 |
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虫歯予防の基本は毎日のブラッシングです。お子様の年齢や歯の生え方、発育段階に合わせてブラッシング指導を行います。またご両親の仕上げみがきのコツもアドバイスします。
フッ素には虫歯菌に対する抵抗力を高め、歯の再石灰化を促す効果があります。歯の表面にこのフッ素を塗布することは虫歯予防につながります。定期的なフッ素塗布がおすすめです。
通常のブラッシングでは汚れを落としにくい奥歯(とくに6歳臼歯)の溝をあらかじめレジン(歯科用プラスチック)でふさぎ虫歯を予防します。
小児歯科では虫歯予防や治療と合わせて、乳歯から永久歯への生え替わりがスムーズに行われているかのチェックを行っています。乳歯の健康を守ることは次に生えてくる永久歯の歯並びや咬み合わせに影響します。虫歯が多いということは、お口の中が虫歯になりやすい環境だということ。乳歯だけでなく永久歯も虫歯のリスクが高まります。また乳歯を虫歯などにより早く失ってしまうと、顎の骨の健やかな成長が妨げられ、永久歯の生えるスペースが足りなくなってしまうこともあるのです。
乳歯の生えている時期(乳歯萌出期)や乳歯が永久歯に生え替わる時期(混合歯列期)は、子供の成長期でもあり、顎の骨も成長します。この時期に骨格のずれを改善したり、顎の骨の正しい成長を促したりする「咬合誘導」は、永久歯がきちんと生えそろう健全な顎の骨の発育につながります。
つまり、この時期に小児歯科で定期検診を受け、必要に応じて歯並びや顎の骨の成長をコントロールすることで、将来的な美しい歯並びやお口の健康の維持が期待できるのです。